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2025年12月26日金曜日

2025年12月定例会議事録 生涯学習施設建設事業 高齢化のなかでの町道維持管理

 

尾 尻 孝 和  10番、日本共産党の尾尻孝和です。

 1 「生涯学習施設建設事業の規模が拡大しているが、どのように判断されているか」。

 2023年の生涯学習施設建設事業庁内検討会議では、「現状の1,400平米から2,000平米ぐらいの規模の考え方の中で、おおむね15億程度の建屋の予算」であったが、202410月の中井町生涯学習施設建設基本計画では、「延べ床面積:約3,000平方メートル、想定工事費:235,000万円」と膨らんでいる。

 1 膨らんだ想定工事費と、その膨らんだ要因をどのように判断されているか。

 2 庁内検討会議では、「おおむね既存の事業も起債を取り崩した中で事業推進が可能と判断」とされているが、想定工事費が膨らんだ中、現時点でも、既存の事業の推進が可能と判断されているのか。その根拠は。

 3 2025年7月に「中井町生涯学習融合施設(仮称)Q&A」が「地域住民に対して透明性を高め、理解と信頼を促進するために作成」され、公開された。町民から寄せられる不安や質問はどのような傾向にあるのか。一旦立ち止まり、町民の納得と合意を形成することを優先すべきでは。

 2 「高齢化が進む中で町道の維持管理は」。

 中井町の町道は行政が責任を持って日頃の維持管理に当たっている。あわせて、地元住民の取組も大きなものがある。

 近年、荒れた山林や畑、竹やぶが広がりつつあり、また、住民の高齢化に伴い、今までできていた町道の草刈りや崩れた土砂の取り除きなどが困難になりつつある。

 1 1級町道、2級町道、一般町道のそれぞれについて、現在行われている維持管理の基準と具体的取組は。

 2 一般町道の維持管理について路線ごとの今後の方向性は検討されているか。

 3 町道の草刈りや崩れた土砂の取り除きなど、1級町道、2級町道、一般町道のそれぞれについて、行政として新たな手だてが必要とされているのでは。以上を伺います。

町     長  皆様、おはようございます。

 本会議2日目、よろしくお願いいたします。

 10番、尾尻議員の1問目「生涯学習施設建設事業の規模が拡大しているが、どのように判断されているか」のご質問にお答えします。

 1点目の膨らんだ想定工事費とその要因ですが、9月定例会の答弁で触れた2023年(令和5年)の庁内検討会議における2,000平米の考え方としては、まず、その時点(令和5年)において今回の基本構想、基本計画が策定されていませんでしたので、2016年(平成28)3月にまとめた基本構想を考え方の根拠に据えています。基本構想の中で延べ床面積については約2,000から3,000平米と想定しており、それに物価高騰分を踏まえた坪単価250万円で算出していました。答弁上、ミニマムな2,000平米606坪)の数値を申しましたが、そこから膨らんだわけではありません。

 その上で202410月の考え方は、策定中の基本構想・基本計画に基づき、8つの機能の使い方・使われ方を基に延べ床面積を3,000平米に設定、建築コスト情報コストプランニングデータを参考に用途別の平米単価を乗じて算出した金額となります。想定面積が1.5倍になったことと建設単価がその間上昇したことから想定工事費が増額となったものと捉えています。

 2点目ですが、今後3か年に係る生涯学習融合施設の建設費、施工監理費、備品購入費、既存建物の解体費など総額38.5億円で収めた中で、国庫補助金の積極活用による財源確保、公共施設建設準備積立金、起債の新規発行、それと毎年度の一般財源を充てることで資金計画としてめどが立ち、他事業への影響なく遂行できるとの判断により計画どおり事業推進するものです。

 3点目ですが、町民の納得と合意形成を得て事業の推進を図ることは大変重要であると認識しています。町民の方の心配や不安の解消を図るのはもちろんのこと、より一層丁寧な説明と情報提供に努めるとともに、地域懇談会の開催などを通じて、この生涯学習融合施設が町民の学習・文化・スポーツ活動の場として生涯学習と地域交流を育む拠点施設となり町民の幸福につながること、この場所をみんなで使い倒すことによって施設の価値を高め、町民同士の絆が深まり、町民の輪が広がっていくことなどをしっかり説明し理解を得ていきたいと考えています。

 2問目の「高齢化が進む中で町道の維持管理は」のご質問にお答えします。

 1点目については、農道・町道の維持管理は、財産管理、台帳管理、舗装などの路面管理、橋梁・トンネル・排水設備など構造物の管理、ガードレールなどの安全設備の管理、歩行空間の安全管理、悪天候時の対応や冬季の路面凍結対策などの安全管理、占用物や工事の管理など多岐にわたります。維持・管理の目的は「安全かつ円滑な道路交通の確保」のためであり、そのため橋梁・トンネル・舗装など主な構造物ごとに長寿命化計画を定め、点検結果を踏まえた必要な修繕実施のサイクルを回して安全確保に努めているところです。

 また、幹線町道・幹線農道を中心に草刈り作業を発注し、通行区域いわゆる建築限界の確保にも努めております。

 2点目についてですが、1級・2級町道以外の「その他」町道は、路線ごとにそれぞれの状況が異なることから、画一的な方向性の検討はしておりませんが、過年より地元自治会、生産組合、水利組合等に施設の維持管理や草刈りなどの日常管理によって、受益者として機能維持にご協力いただいていると認識しています。その中でも施設の老朽化などに対しては、ある程度の区間などで優先順位を勘案し町として補修に取り組んでいるところです。

 3点目については、草刈り・崩れた土による通行支障などの状況について、利用頻度や安全性など優先度を踏まえ、必要に応じ対処してまいりますが、町の今後の手だてとしては、補修等に新たな技術や資材・機材の導入を促し、実際に作業に当たる協力事業者の労力軽減や作業時間の短縮、施設の長寿命化等を図るなどの取組を進めているところですのでご理解ください。

尾 尻 孝 和  まず、膨らんだ想定工事費とその要因ですが、202210月に行われた町長選挙では、町長は政策ユニバースを発表され、政策が互いに連携し、最少の経費で多様な効果を生み出しますとして、多くの政策、発表されました。

 その中で、緊急、1年以内に行うべきものの1つに、改善センターは、ワークショップ形式で既存の場所で更新との政策を掲げられました。間違いないでしょうか。

町     長  私自身が選挙時に発行しましたものに関しては、そのとおりでございます。以上です。

尾 尻 孝 和  町長就任直後の12月議会で、当時、みねお議員の農村環境改善センターの更新についての一般質問に、町長は、今後の財政への影響等も勘案し、既存の場所で建て替えることとし、町のランドマークと言える施設を整備することで、多様な人々が安心して利用でき、活動の場を提供するだけでなく、人と人をつなぎ、新たな活動をつくり出すことが重要と考えておりますと答弁され、また、中村川西側プランでは30億円近くの費用がかかるため断念したと理解しています。今後の公共施設、財政状況等を勘案し、ここでの支出は可能な限り抑えるべきと考えて公約としました。このようにも、答弁されています。

 この点、間違いないでしょうか。

町     長  間違いございません。

尾 尻 孝 和  翌2023年になってから、合計12回、庁舎内で検討会議が持たれています。参加者は町長、副町長、関係課長4名、主にこの6名で行われたとの答弁でした。

 この庁内検討会議に取り組むに当たって、既存の場所で建て替えるという方向を基本に据えられたわけですが、学校施設の延命化や更新、どちらを先に取り組むべきかについての検討は、このときなされなかったのでしょうか。

町     長  昨日の答弁でもさせていただきましたけれど、長寿命化計画、あるいは公共施設等総合管理計画が進んでいる中で、学校に関しての緊急、あるいは必要な修繕というのはやっておったわけでございます。

 そこにおいて、比較勘案というよりは、むしろこちらのほうをしっかり建てること、そして、学校に関しては、これも公約に書かせていただきましたけれど、やはり、町内合意を、町内というのは町の中の理解でございます。学校の施設の今後の棟の在り方は、教育ビジョンを通して、これは、最終的にはしかるべき検討期間を置き、取り組もうというところで指し示しておりますけれど、そのようなステップを踏むというところになっています。以上です。

尾 尻 孝 和  今、町長の説明あったような形で検討がされたと。そして、生涯学習施設を優先して取り組むという判断をされたんだと思います。

 既存の場所で建て替える方針に取り組む、その前提として、改善センターの改修と合わせたホールの増築、あるいは、人口減少を見据えて、よりコンパクトな建物での建て替えなど、こういった比較検討については、このとき行われなかったのでしょうか。

町     長  確かに、まず、2023年、庁内検討会議が始まった時点では、既に新築というところで、既存の場所で新築ということで考えておりました。

 その背景には、やはりバリアフリー化が整っていない。さらに、老朽化の進んだ状況での改築というところについては、これからの中身として生まれてくる生涯学習の在り方や、そこに対してしっかりと受け答えができないのではないかという理解において、既存の建物を増築するというのはございませんでした。

 また、よりコンパクトというご意見もありましたけれど、現状の活動、さらには、現状として、もう既に、跳ね出しの舞台で、舞台発表においても十分な状況がつくれていない状況、さらには、そのプラスアルファの中での活動というところの手狭な課題等もございましたので、これは、大きさ、あるいは小ささ、あるいは人口減少だから小さくするという考えではございませんでした。

 必要な施設を、必要な機能を、必要な形で用意するというところが主眼になっていると理解しています。

 また、それは同時に、平成28年の段階での2,000から3,000という数字を出させていただいた基本構想でも考えられていることであると理解しています。以上です。

尾 尻 孝 和  改善センターの改修と合わせたホールの増築、あるいは人口減少を見据えてのコンパクトな建物での建て替え、これらについては、具体的な資料等々を準備して、そこで比較検討するということは基本的には行われていなかったというふうに解釈いたします。

 2023年に12回行われた庁内検討会議について、今年9月議会での副町長答弁では、当初、町としては、現状の1,400平米から2,000平米ぐらいの規模の考え方の中で、おおむね15億程度の建屋の予算を考えさせていただいていた。庁内の検討会議の中では、そのレベル感を持って進めてきましたとのことでした。

 これは、202212月の町長の答弁、中村川西側プランでは、30億円近く費用がかかるため断念したと理解しています。今後の公共施設、財政状況等を勘案し、ここでの支出は可能な限り抑えるべきと考えて公約としました。

 この町長答弁に沿った、現状の1,400平米から2,000平米ぐらいの規模の考え方の中で、おおむね15億程度の建屋の予算を考えさせていただいていたということでよろしいでしょうか。

副  町  長  お答えさせていただきます。

 ただいまの尾尻議員のご質問に関しましては、町長の1問目の回答でさせていただいておりますので、町の考え方としては、最初に町長答弁でご回答させていただいた内容だということでご理解いただければと思います。以上でございます。

尾 尻 孝 和  それでは、このときの庁内検討会議、5年間の全体事業費、これは具体額として出ておらず、当然基金の取崩し、新規起債、国庫補助をどの程度見込むか等についても検討はされていなかったということでよろしいでしょうか。

生涯学習課長  お答えします。

 この当時の庁内会議の検討としましては、整備、建てる、生涯学習を建設するに当たっての課題解決、こういったものが協議の内容の中心ということで、長年の課題であったこの事業を、いかにして前進させるかということが議論の主題であったというふうな形で、そこにおいては、資金計画というようなものについては、具体的な議論というのはなかったというふうに記憶してございます。以上です。

尾 尻 孝 和  具体的な議論は、そこでは行われていないということだと思います。

 12回のこの年の庁内検討会議を経て、202312月、役場東側に建て替えが示され、翌2024年度、ARGに生涯学習施設整備基本構想、基本計画策定及び設計事業者選定公募支援業務委託が1,058万円の随意契約で行われ、わいがやサロンが取り組まれました。

 そして、202410月の生涯学習施設整備基本構想並びに基本計画(案)では、生涯学習施設面積、費用の条件がここで示されました。延べ床面積約3,000平米、想定工事費235,000万円とされました。

 現状の1,400平米から2,000平米ぐらいの規模の考えであったものが、1年もたたないうちに3,000平米、1.5倍から2倍の面積へと拡大しています。誰が、どのような検討をして、1.5倍から2倍といった面積拡大を決断されたのでしょう。

町     長  冒頭の回答でも申し上げましたとおり、この膨らんだ想定という尾尻議員のお考え方、私は違っているというふうに思っています。膨らんだわけではなく、2,000から3,000平米という中で、もちろんスタートしていたわけです。そこからですので、なぜそのようなご意見になるのか、分からないというところもございます。

 ですので、今回、その面積計算、もし答弁、必要ならばしますけれど、基本ラインとしては、想定面積が膨らんだというよりは、既存の状況の中で、既にある程度の大きさを確保する、それは前回の2,000から3,000平米という基本計画ございましたし、その中で、川向こうという話がありました。そこも踏まえて、必要性ある面積、手狭になった状況、多目的ホールも含め、また、同時に、会議室等も含め、そのような中でこの面積を出しているわけですので、そこは、いきなり膨らんだというわけではなく、当初からそうであったと私たちは理解しています。以上です。

尾 尻 孝 和  当初から、そのように3,000で考えていたというお話ですが、伺います。今年の9月の議会ですよね、副町長の答弁。現状の1,400平米から2,000平米ぐらいの規模の考え方の中で、おおむね15億程度の建屋を、予算を考えさせていただいていたと、このように答弁されていますが、これは、じゃ、間違いだったんでしょうか。

副  町  長  答弁の内容については、間違いございません。

 ですから、9月の定例会でご答弁させていただきましたのは、令和5年に、最初に、既存の場所で建て替える、それから、平成28年の基本構想の下に、まだ具体的な位置もこっちに動いていませんし、その中で、そこからスタートしたということであって、そこが決定事項だということではございません。

 そこからスタートした中で、先ほど来、町長答弁もさせていただいているように、3,000平米というような規模が適切だという判断の下で変わったということでございますから、そこが最初に決定したということでなく、そこからスタートをさせていただいた中で、現在に至っているということでご理解をいただければと思います。以上でございます。

尾 尻 孝 和  何かうまくかみ合わないんですが、当初から3,000で考えていたということですね、そうしますと。この12回の検討会議では。

町     長  諸室の機能と規模というところでは、その積み上げでございますので、ある程度の幅はあると思います。マックス二、三千という数字は出させていただきましたけれど、現状、ある程度勘案されている実施設計もございますので、その点は、その中でしっかりと泳いでいくというレベルでは、そういう規模感というところではございました。そこが、当初から、その規模は想定しているというところでスタートしています。

 今、副町長答弁ありましたとおり、また、同時に、私は最初に答弁しましたとおり、確かに表現としては議会ではさせていただきましたけれど、あくまで幅のある中でのところの、ミニマムな、最低限の数字は申したところではありますけど、そこが全てではないということは、改めて今ここで、それが発言の訂正になるのか、答弁の修正になるのか分かりませんけれど、現状としては、私たちの理解は、その時点でそこを基にして、そこから膨らんだという理解はしていないというところでございます。以上です。

副  町  長  今、町長のほうから答弁がありましたが、前回の9月定例会のときは、尾尻議員から、23億の考え方ということで聞かれましたので、その中で、最初はそういうところからスタートした中だということで答弁した内容でございますので、決定事項としてということでのご答弁ではないというふうにご理解いただければと思います。以上でございます。

尾 尻 孝 和  ちょっと細かいところやり取りしても進まないと思いますので、施設面積と同じことですが、工事費も15億程度と、この12回の検討会の中では、おおむねそういうことで検討させてもらっていたという答弁だったと思います。

 これが、235,000万円、1.57倍ですよね。こんな増額になっています。これについても同じようにおっしゃるのでしょうか。1年足らずの間に、建設単価高騰で説明できる金額ではないと思います。

 この建設費についても、この12回の検討会議の以降、誰が、どのような検討をされ、このような結論を得られたのか、いかがでしょう。

町     長  まず、1点目の、スタート時点の金額というのは、先ほど今、尾尻議員がポイントにしていただいているところは、計算の仕方として、平成28年時点の基本構想を現状、平成5年の段階での数字に置き換えたところ、これぐらいの価格高騰が含まれたから、このようになっているというところの数字でございますので、あくまでその数字ですので、それがスタートポイントではないということは改めてご理解いただきたいと思います。

 その上で、今、諸室の積み上げという中での必要性を勘案した、諸室の積み上げの中で出てきた総合面積、そこに、あくまで現状の工事単価を乗じた金額であるという中ではじき出しているものであると思いますので、必要であれば生涯学習課長、答弁しますけれど、そのときの考え方としては、諸室の積み上げで必要な面積がこうである。そこにいわゆる建築単価を掛けてこうなるというところの、先ほどの答弁と同じことでございます。

 そこにおいて、あくまで計算式に関しては、建築積算の単価の表を基にしてはじき出しているというところでございますし、また、そこに関しては、おおむね23.5億というところをスタートポイントに、その時点では、それこそスタートポイントにさせていただいた。また、同時にそこに収めていくことを今回努めさせていただいたというところでございます。

 その決定については、あくまで積み上げと、また、財政的な状況も、今後の状況も見ながらの取組でございますので、それが川向こうに建てられるときの30億よりは低いわけでございますので、そこも含めて、収まりのところは感じているところでございます。

 その中で、改めて23.5億という計算、数字が生まれてきたというご理解をいただければ幸いです。以上です。

尾 尻 孝 和  私、23.5億がどこから出てきたという前に、15億の判断を、どこで、どういう根拠でされたか、まず、そのことを確認したいんです。

 おととしの12月には、担当課長の答弁で、15億から20億で考えていると、こういう答弁なっているわけですよ。そのときに、もう既にこの金額というのは検討になって、これでいこうという前提で、そのときは考えておられたのではないでしょうか。

町     長  これは、答弁、どうかというのはございます。

 でも、私の中では、選挙時におきましては、川向こうではなく、こちらに建てると、あるいは役場周辺に建てていくことの重要性というのは、強調させていただいたところです。

 そこに関しては、建屋というところでは、それなりの金額がかかると。昨日も答弁申しましたけれど、やはりかかるだろうと。そこに関して15から20という数字は、私は想定はむしろしていませんでした。

 ですので、今ちょっと答弁の確認はしなきゃいけないと思いますけれど、担当課長がおととしに答弁したというふうにありますけれど、私自身は15億からスタートできるとは到底思っていませんでした。それなりの金額、そこは20なのか、24なのか、22なのかというところはもちろんありますけれど、私の中では、15から20では済まないという理解はしておりましたし、さらには、価格高騰においては、やはり現状ありますので、そこを踏まえた数字がおおむね出てこざるを得なかったというところでは理解をしています。以上です。

尾 尻 孝 和  ちょっと金額の認識が全くかみ合わないんですね。

 副町長の答弁では、おととしの12月の議会報告に至った12回の庁内検討会議については、この中で15億程度の金額の、その考えの中で検討したという答弁になっているんですよ。

副  町  長  お答えさせていただきます。

 確かに、庁内検討会議自体としては12回開催しております。それが、12回の検討会議の中で、それがずっと最初に私が申したような内容で進めてきたものではございません。

 最初の段階で、そういうふうなところからスタートをさせていただいたということですので、令和5年の12月に、議会のほうに示したときには、もう既にその考え方は持っていなかったということでご理解をいただければと思います。

 あくまでも、一番最初にこの庁内検討会議始めるに当たっては、そういうところからスタートしたということでございますので、1年間、12回やった会議の中で、それをずっと維持してきたというものではございません。よろしくお願いいたします。

尾 尻 孝 和  もう一度9月の議会の答弁読み返していただきたいと思います。

 ちょっとこれ、やり取りしてもらちが明かないようですので。

 町長のおっしゃる町のランドマークと言える施設を整備することで、多様な人々が安心して利用でき、その活動の場を提供するだけでなく、人と人をつなぎ、新たな活動をつくり出すとの考え、これは大事な視点だと私も考えます。

 中井町生涯学習施設建設基本構想に掲げられた基本理念、生涯学習、地域交流拠点として、多世代、多文化の人々が集い、学び、憩い、くつろぎ、交流することで、にぎわいと地域への愛着を育む生涯学習施設を目指すと掲げられた理念、これも私すばらしいものだと思います。

 基本構想には、交流、多目的ホール、図書館、学習、連携の各機能が具体的に書かれています。確かに、このような機能を持った施設があったらすごいことだと思います。

 町長の生涯学習施設建設にかける思い、改めて披瀝いただけないでしょうか。

町     長  長年、中井町におきましては、生涯学習施設については懸案事項でございました。改善センターの改築に対しての状況づくりというのは、課題でございました。その中で、確かに、建築を見合わせる、改築を見合わせる、あるいは川向こうへの新築を見合わせると言った経緯もございました。

 その中で、同時に、昨日も申しましたとおり、文化の外部依存、あるいは経験としての文化施設がないままに、中井町が1世代、2世代、過ぎてきた状況がございます。

 その中で、生涯学習、あるいは改善センターの状況、なかなかバリアフリーがない中、また、活動も停滞している中、生涯学習そのものが衰退している。また、同時に、中井町図書館機能については、県内でも最終的に電算化が行われた最後の市町村でありました。そういうところからも、文化施策、あるいは生涯学習対策事業、そういったところになかなか町で賄えない部分がございました。

 そこをしっかりと今回、生涯学習施設としては、まず、整えてまいろう。そこにおいて、人が行きたくなる、いたくなる、第3の場所である、そして、それを通して、文化を通して取り組む中で、人が定住できるような環境づくりへもつなげていきたい、そのように考えております。

 生涯学習の意義というものが、本町ではなかなか満たされてこなかった。そこをまず受け継ぐ、さらには、施設として、バリアフリーの、誰もが関われる、文化に触れられる状況もなかった。その中で、今回、郷土資料館というところも加えながら、新たな生涯学習融合施設を造らせていただくというところでございます。

 言葉足らずではありますけれど、まず、その点でございます。以上です。

尾 尻 孝 和  生涯学習施設建設にかける町長の熱い思い、お話しいただきました。

 同時に、202212月、町長が当選された最初の議会、その答弁で、みねお議員の質問に対し、人口減少もございます。そういう中で、そこに合った形で、無理、無駄のない施設を造っていく。フルスペックでどんと大きいものを造るのか、本当にここで必要なものを造っていくのかというところは、私は後者を選択しておりますし、その点でご議論していきたい。この答弁の視点も欠かせないのではないでしょうか。

町     長  私、今もその考えでございます。中井町、小さな町域でございます。その中で機能をフルスペックで用意した施設ではありません。カフェもございません。あるいは調理室もありません。あるいはお茶室もありません。

 そういう意味では、他の施設、あるいは、他が持っているものというのは、使える限り、全体として見ていこう、それが環の発想でございます。

 何かの箱物の館、館ではなく、循環の環としての在り方、これはネットワークとして、今もございますし、保持しておりますし、今後も保持していくところであると思います。

 その中で、さらに縮充という形がございます。今、町が持っていない状況づくり、多少大きめの会議室、あるいは揺れない舞台、あるいは出し入れもしなくて済む、半日職員かけて、数人でかけて、舞台を設定し、また、片づけにも町民の皆様、会に参加していただいた方のご協力を得ながら片づけていく、そのようなことを繰り返していく中で、しっかりとした施設が、そして、現在のニーズに合う学びの姿、これは昨日も答弁ありましたけれど、インターネット環境などもやはり必要になってまいりましょう。

 そういう中で、同時に、職場でも、学校でも、家庭でもない、第三の場所という在り方というのもございます。今のニーズに合わせた形での、中井にないもの、そして機能分化しているもの、そういったものを造ってまいろうというところでは、私は、今回のプロポーザル、あるいは基本構想・基本計画、そして、出てきている実施設計においてもそのポイントは踏襲されていると理解しております。以上です。

尾 尻 孝 和  決してフルスペックではないという答弁でした。

 確かにフルスペックではないかもしれません。しかし、266,000万、建屋だけで。5年間の総事業費41億円。これが、無理無駄のない施設、事業と言えるのか、私は正直言って疑問を覚えます。

 実施設計によりますと、建設する生涯学習施設の事業規模を少しでも抑えようと、それ自体、涙ぐましい努力されています。床はコンクリートのむき出しにする、天井は仕切りを造らず、屋根裏はむき出しにする。こういった努力されています。

 しかし、生涯学習地域交流拠点として、多世代、多文化の人々が集い、学び、憩い、くつろぎ、交流することで、にぎわいと地域への愛着を育む生涯学習施設のために、最低これだけは整えたいとの思い、基本的な機能は削れないと、その判断が、この僅かな期間で床面積1.5倍から2倍への拡大、そして、建設工事費1.57倍への増額、こういう形になって現れているのではないでしょうか。

 15億、あるいは3,000平米は、もっと以前の話なんだという話がございます。だとしたら、そのスタート時点から考えて、この1.57倍、1.5倍から2倍への拡大、これがそういう結果として生まれているのではないかと思いますが、いかがでしょう。

町     長  まず、1.5倍という広がりというのは、答弁、部分的に捉えられているところも私はあると思いますし、答弁、見返せばそういうふうにも読み取れますけど、算出の根拠としてお示しした数字の起点でございます。考え方のポイントをお知らせしたところでございます。

 それがイコール、スタートポイントと言っていますけれど、それがイコール、そこから考え始めたわけではなく、既に1.5倍に膨らんだという考えではなく、必要なものを積み上げているというところでございます。

 昨日は、下げないで、しっかりと私たちは専門的な知見も含めながら、状況づくりを図ってまいりましたし、それこそ無理無駄のない、また、あるいは、その都度、線を引き直しながら、必要最低限の、あるいは、そこでもしっかりと現代的な在り方、あるいはくつろぎの空間、そして、それが、当初、設計者のほうでは余白の空間と言っていましたが、それも含めて、しっかりと引き締まった建物になっていると私は理解をしています。

 その中で、当然、積み上げの中で出てくる金額というのもございます。そこにおいて現状、提示をさせていただきましたし、そこに収める努力をさせていただいてきたというところでございますので、ご理解いただきたいと思います。

尾 尻 孝 和  町長の当初の思い、人口減少に合った形で、無理無駄のない施設を造っていく。本当にここで必要なものを造っていくというこの思い、この思いを今、町長は貫いているんだという答弁だったかと思います。

 本当にそうなんでしょうか。現在、9,000人を割ってしまった中井町の人口、生涯学習施設建設基本構想では、10年後には7,400人、20年後には6,100人となる推計値を紹介しています。現在、人口の4割近くを占める高齢者は、10年後4割を大きく上回り、20年後には5割を超えるとの推計です。

 現在における改善センター、井ノ口公民館、境コミセンの利用団体、利用者数の総数、これが新しい生涯学習施設を建設し、職員を配置することで、今後大きく増えていく、そのようにお考えでしょうか。

町     長  今回、同時並行で、人材育成というものを進めています。

 その中においては、利用したい方、あるいは使いたい方、そういった方も含め、また、地域で活動できるような状況づくりもしてまいります。

 これは、あくまで人ありき活動ありきという元の考え方でございます。そこにおいて、新しい活動に、しっかりとした新しい施設をというところでございます。利用者は増えていく。そして、例えば土日の状況、郷土資料、あるいは、もう少しくつろげる状況ございます。

 その中で、中の多目的広場の利活用なども含めれば、雨天時の状況、さらには、土日の状況、ここには利用者が増加するということを踏ませていただいております。

 その数字は、目標値、また改めて出してまいりますけれど、現状、行政報告で申しましたとおり、土日の中での子どもたち、子育て支援というところでもニーズがございます。その場で、その意味では、人が集う、あるいは人が行きたくなる、いたくなるというところは、ポイントとしてつくっているところでございます。以上です。

尾 尻 孝 和  ここまで、新しく建設する生涯学習施設の建物や規模の金額について、基本構想・基本計画を基に、この間の答弁も含めて伺ってきました。

 建物だけでも、このまま事業を進めることに無理があるし、矛盾があるのではないか。ここは一息入れ、時間を取って再検討されることが私は必要だと思います。

 次に、町が行う住民福祉増進のための様々な事業、町長のおっしゃる町民のウェルビーイングを目指した事業、課題別では、インフラの維持管理、産業施策、町民の暮らしや健康を支える事業、教育を支える事業、医療や介護、文化やスポーツ、実に様々な事業に責任を持ち、町は取り組んでいます。

 これら、町が取り組んでいる事業と、生涯学習施設建設事業との整合性について、特に町財政上の整合性について伺いたいわけですが、生涯学習施設建設事業、既に取組が始まっています。2024年度の基本構想など業務委託料、地質調査など業務委託料、その他合わせての執行総額1,340万円。

 2025年度は、実施設計委託料、用地買収費、地質調査委託料、郷土資料館解体工事など、当初予算とその後の補正予算等を合わせ2億6,607万円、今回提出されている先送りマイナス補正545万円を引いて2億6,062万円、2年間の合計で、既に2億7,402万円が執行されつつあるということで間違いないと思いますが、いかがでしょう。

生涯学習課長  お答えします。

 今、議員がおっしゃられたので、おおむね間違いございません。以上です。

尾 尻 孝 和  この間、様々な努力されて、建設工事費、抑えようとされています。

 去る1127日の議会全員協議会での報告では、建物の延べ床面積を3,000平米から2,750平米へ、250平米縮小、建物の高さも15メートルから12メートルへ、3メートル低くされる。建物のガラス張り部分も少なくする。こういった努力されています。

 それらを行っても、1127日の説明では、建物本体工事費は266,600万円。2023年の当初15億程度の建屋の予算と言われていたものの1.77倍です。2年足らずで、8割近く膨らんでいます。

 1127日、初めて金額が示された全体事業費、令和8年度から10年度まで、3年間の全体事業費383,000万円です。これに令和6年度、7年度に執行ないし執行中の2億7,000万円と合わせると、生涯学習施設建設事業、5年間の全体事業費は41億円になります。これについても間違いないと思いますが、いかがでしょう。

町     長  15億という数字は間違いでございます。以上です。そこからスタートしたというのは間違いです。

尾 尻 孝 和  おととしの1月、庁内の12回の検討会議のスタートの時点では、その前に15億という想定で、そこがスタートだったということじゃないんですか。

町     長  違います。

尾 尻 孝 和  ちょっと話がかみ合いません、本当に。ちょっと先に進みます。

 先ほどの41億、間違いないでしょうか。

生涯学習課長  お答えします。

 令和6年度から10年度までの向こう5か年の総事業費としましては、合計41億という数字には間違いございません。以上です。

尾 尻 孝 和  先ほど紹介しましたが、2023年の庁内検討会議についての副町長答弁、今年の9月の答弁です。

 当初、町としては、現状の1,400平米から2,000平米ぐらいの規模の考え方の中で、おおむね15億程度の建屋の予算を考えさせていただいていた。庁内検討会議の中では、そのレベル感を持って進めてきました。これがそのときの答弁なんですよ、今年の9月の。

 また、ほかの事業への影響についてどのような検討がされたのかについて、おおむね既存の事業も、基金を取崩した中で事業推進が可能と判断した中で、郷土資料館の位置で事業を推進していこうというふうにした。このように9月に答弁されています。

 現在、この15億、約8割膨らんだ266,600万円。5年間の全体事業費は41億円。ここまで膨れ上がっても既存の事業推進には影響がない、このように判断されているんでしょうか。

副  町  長  お答えさせていただきます。

 先般の議会全員協議会でも、予算規模、それから財政的な面もご説明をさせていただきました。

 そうした中から、既存の事業の中で、対応できるというふうな認識の下で、現在進めさせていただいております。以上です。

尾 尻 孝 和  この規模で問題ないという説明でした、確かに。

 1127日に初めて示された資金計画、基金、つまり、町の貯金を9億8,000万円取り崩し、新たに町債を191,000万円発行する。要するに借金するということが示されています。

 この程度なら、ほかの事業を圧迫することにはならないという判断ということでよろしいんでしょうか。

副  町  長  そういう認識でございます。以上です。

尾 尻 孝 和  そういう認識だそうです。

 さらに、この資金計画では、国からの交付金8億8,788万円を見込んでいます。

 申請されているのは、防災安全交付金と地域創生第2世代交付金、この2つで、それぞれの申請額を合わせた金額が8億8,788万円ということでよろしいでしょうか。

生涯学習課長  そのとおりで間違いございません。

尾 尻 孝 和  現時点で2つの交付金、それぞれが交付されるのか、あるいは交付されないのか。また、交付されたとしても、申請額が満額交付されるのか、減額交付となるのか、はっきりしていません。

 国からの回答は、早くて来年3月末ということでよろしいでしょうか。

生涯学習課長  お答えします。

 議員おっしゃられるように、今、確かに交付想定の合計額ということで、確定している額ではございません。交付、その内示が出る時期につきましても、来年3月、もしくは令和8年度初頭というふうな形で今現在、想定をしているところでございます。以上です。

尾 尻 孝 和  現在、来年度予算編成の作業中だと思います。来年3月定例会には、令和8年度予算案が提出されます。

 交付されるのか、あるいはされないのか。分からない2つの交付金を予算案に組み込むわけにはいかないと思います。

 資金計画で、来年度分として想定している国からの交付金2億6,704万円分は、基金の取崩しでつじつま合わせされるつもりでしょうか。

町     長  現状、交付金に関しては、答弁申しましたとおり、積極的に取らせていただこうというところで今、国への、もう既に上がっておるところでございます。

 そこにおいて、どのような額、あるいは、確実性というところはまた改めて、継続的にご報告できるというふうに私は考えております。

 その中で、確かに、資金組み、そこについては、その結果を踏まえて取り組ませていただくところでございますし、また、回答時期というところも踏まえながら、取組は進めてまいろうというところでございます。

 確かに、昨日答弁で申しましたとおり、第2世代交付金については、4月1日から使える状況でございますので、そこにはしかるべき段階でのご回答、あるいは結果というものが出てまいります。そこには議会のご理解も得ながら、財源確保、あるいはそこでの必要な財政措置、そこについてはご説明させていただきながら、取組を進めていきたいと思いますので、ご理解賜りたいと思います。以上です。

尾 尻 孝 和  来年度予算の編成はどうされるおつもりでしょう。

町     長  現状、1.6億という形で見込んでおります金額、そこはまず計上させていただくところであります。以上です。

尾 尻 孝 和  もらえるかどうかはっきりしないものを、予算に計上されるという今答弁でした。果たしてこれでいいんでしょうか。

企 画 課 長  お答えさせていただきます。

 予算の組立てのお話かと思います。

 国庫補助、県の補助等々、町のほう、予算いろいろ見込んで予算編成を行っている中でございます。

 義務的な経費は、負担金ということで国のほうからいただいている、定率で国のほうが必ず枠を確保するという部分もございます。

 また、補助金というのは補助ですので、一定割合を補助というような形になっているんですけれども、現状でも、補助が割れる、国のほうで予算が不足して割れるようなこともございます。

 建設土木関係の国庫補助の関係ですと、当初、国の言っている補助率から、全体間で、全国に割り振って、それが満額来ないということは多々あることということになっております。

 その中で、一応、その辺も参酌しながら、予算のほうは通常、内示前ですけれども、計上させていただいて、予算編成を行っているというところでございます。以上です。

尾 尻 孝 和  参酌しながら満額計上するというお話でした。

 ここは一旦立ち止まって、資金計画を再検討する時間、持つべきではないでしょうか。

町     長  昨日も答弁申しましたとおり、一度立ち止まること、また、そこに新たに資金ぐりをしていくことということ自体で、また、同時に、設計変更等も含めれば、あと、価格高騰も含めれば、そこの部分というところは非常に課題であるというふうに考えています。

 近年、非常に難しい状況でございますので、その点は、私はそこで立ち止まることの問題性、あるいは課題があるというふうに認識をしております。

 さらに、現在申請している交付金については、今年度でかなうのであれば、4月1日から使わなければいけない、あるいは使える状況が出てまいりますので、そこにおいて事業を一時ストップするという判断は、なかなか難しいところがあるというふうに理解をしています。以上です。

尾 尻 孝 和  5年間の計画どおり、多少無理があってもここは進めたいというお考えかと思われます。

 この事業、生涯学習施設が出来上がってよかったと、これで済む話ではありません。追加の資金も当然必要になります。ランニングコストもかかります。何より人の配置が必要だと思います。

 基本構想では、デジタル資源も含め、約5万点以上の蔵書数を確保することにより、学習や読書の推進が期待されますとしています。

 現在あるおよそ2万5,000点の蔵書に、新たに2万5,000点の蔵書を確保するのは、工事完成後、徐々にそろえていきたいとのことですが、5万点の蔵書を確保するための見込額、どのくらいになりますでしょう。

生涯学習課長  お答えします。

 今の考えでは、開架、閉架合わせ約5万点という蔵書を、数年間かけて整備をしていきたいというふうに考えています。

 短期間に、集中的に書籍をそろえますと、また、更新の時期というものも一度に迫ってくるというようなことで、そこにもまた費用が考えられますし、あと、また、短期間でただ冊数を増やせばいいというわけではなく、やはり良書、良い本、書籍を集めていきたいという考えもあります。

 昨日もちょっとご説明をさせていただいたんですが、どういったジャンルの書籍を増やしていくかだとか、あるいは、どういった層をメインターゲットに捉えて書籍構成をしていくかなど、今後、策定を予定しています管理運営計画と併せて検討していきたいというふうに考えてございます。以上です。

尾 尻 孝 和  あわせて、27日の全員協議会で、生涯学習施設のランニングコストについては、年間2,500万円の見込みと、こういった説明でした。

 同時に、町民の生涯学習事業を進めるに当たって、その心臓となるのが人の配置だと考えます。立派な建物ができました。はい、どうぞと言っても、それで町民の生涯学習が自動的に進むわけではないと思います。

 たとえ施設は小ぢんまりしていても、そこに専門的人材が配置され、町民の協働が広がることで、住民が主役の生き生きしたまちづくりが広がると思います。

 基本計画では、生涯学習施設の具体的な運営体制を検討し、運営計画を策定しますとして、運営体制を支える2つの仕組み、1つは、専門的な人材を確保すること、もう一つは、その人材を核として、町民協働を進めていく。この2つの仕組みをつくり上げるとしています。

 具体的に、社会教育主事や社会教育士の名前を挙げ、生涯学習施設の中核を担う人材像として示してもいます。図書館司書の役割も当然求められます。

 こういった専門的な人材確保、どのような計画、検討されていますでしょう。

生涯学習課長  どのような人材確保を考えているかというお尋ねかと思います。

 社会教育施設の勤務経験、こういったものを前提に、専門的な人材というものを確保しながら、施設運営を支える仕組み、それと、町民協働による活動を牽引、サポートしていくといったことを考えていきたいなと思っています。

 あわせて、図書司書の関係もそうなんですけれども、在籍する図書司書の今後の活用というものも踏まえながら、専門職員を今後どういった採用形態によって、何人採用していくかというところについては、まだこれからの協議かなと思っています。

 昨日も申し上げましたが、開館時間ですとか、書架等のエリアも広範囲になるというようなことから、そういったところも含め、必要最小限の人数というものはどうなのかといったところを今後検討してまいりたいというふうに考えてございます。以上です。

尾 尻 孝 和  しっかりとした生涯学習運営計画、これを立てていただいて、どのような人材を何人、雇用形態も含め、専門人材確保の方針をしっかりと固めていかなければ、立派な器ができても活用されないし、これからの財政計画も立てようがないのではないかと思いますが、その辺併せ、どうでしょう。

生涯学習課長  おっしゃるように、ただ建てて終わりということではなく、そこをいかに効率的、有効に使っていただくかと、それからのほうがむしろ大事だと、大切だと思っていますので、そこに向けては、施設管理運営計画、しっかりしたものをつくって、そこに掲げたものを推進、実行できるように努めてまいりたいというふうに考えてございます。以上です。

尾 尻 孝 和  5年間の事業規模、どんどん膨らんで41億円です。令和7年度予算の8割を超える規模になっています。

 費用内訳も、資金計画も、先月27日に初めて示されました。しかし、入るかどうかはっきりしない交付金が、申請額で資金計画に計上される。建設後の運営計画もまだ練るのはこれからと。町民が心配し、不安に思うのは当然ではないでしょうか。

副  町  長  確かに、補助金の部分につきましては、先ほど来ご質問いただいております。

 もちろんこの段階で確定というものではございません。しかし、町としましても、国や県、そことしっかり調整をして、獲得に向けてしっかり動いているところでございます。もちろん、結果的には年明けにならないと確定できないということは分かっておりますが、それらの資金をしっかり獲得すべく、努力させていただいております。

 そして、必要なものについては、無駄な経費を削減した中で、現在こういった事業展開をさせていただいております。

 また、今後の運営計画につきましても、必要なそういった事業を運営していく中での人材的なものについても、既存のそういった図書司書等の活用も含めながら、無駄にならないような中でしっかりと取り組んでいきたいというふうに思います。

 町としては、長年の懸案でありました改善センターの新築というか、更新、ここについては、町としてはしっかり取り組ませていただきたいというふうに思いますので、これは、文化施設、それから、町の1つの町民福祉の一環だというふうにもしっかり認知しておりますので、ここについては、ぜひともご理解いただければ、ありがたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。

尾 尻 孝 和  生涯学習施設、要らないとは私言っていません。

 9月末から10月上旬にかけ、共産党中井支部では、町内全戸を対象に、町民アンケートに、返信用封筒を添えて3,400配布しました。

 町民の暮らしから、平和、国政、町政など、様々なテーマのアンケートですが、自由記載欄には、生涯学習施設建設事業について、45名の方の記入がありました。まとめたものは町長にも届いているかと思います。

 期待している、しっかりやってほしいといった方は実は少なく、進め方や施設への要望、意見もありますが、それより多いのが、様々な疑問、不安を感じる、ほかにやることがあるのではといった書き込みでした。

 これだけ大きな事業です。町が町民の声を聞く取組、行うべきではないでしょうか。

町     長  改めて、尾尻議員からいただきました書類、あるいは、今回出されました陳情等も含めて、町民の皆様のご不安、あるいはご心配、本当にひしひしと感じているところでございます。

 また、同時に、その点におきましては、これを通して、今回の事業を通して、何が効果があるのかというところも踏まえながら、地域懇談会、あるいは、これから地元の自治会説明会等もございます。その中でしっかりと説明責任を果たしてまいり、また、同時に、不安払拭のために、可能な限り、状況づくりをやってまいろうと思っていますので、ご理解いただきたいというふうに思っております。

 また、同時に、確かに、見込みという形で今回、ここからの支出金を出させていただいておりますけれど、ここも、申請額というご回答させていただきましたけれど、実際、見込んだ額は実績値に合わせたものでございますので、そこも可能な限り、現状に即した形での検討をさせていただいたところでございます。

 いずれにしましても、今、尾尻議員のお話ありましたとおり、町民の皆様のご不安、本当にもう私、本当に申し訳ないというふうに思っております。そこに関しては、改めてご報告と、また、お伝えをさせていただく中で、ご理解得られるよう努力してまいろうと思っていますので、よろしくお願いをいたします。以上です。

尾 尻 孝 和  町民懇談会、計画されているようですが、5年間で41億円の事業を周知する懇談会でよいのでしょうか。事業のスタート時点に立ち戻った町民意見、これも聞く必要があるのではないでしょうか。

 町民に情報を知らせ、町民の声を聞き、町民の合意を形成するには、時間が必要です。焦らず、落ち着き、一旦立ち止まって検討されることを求め、次に、質問の2問目、高齢化が進む中での町道の維持管理について伺います。

 まず、住民の高齢化に伴い、今までできていた町道の草刈りや崩れた土砂の取り除きなど、困難になりつつある現状、どのように見ておられるでしょう。

まち整備課長  お答えします。

 町長答弁にもございましたけれども、地域の方に担っていただいた部分、ご高齢になって、なかなかできていないという部分も認識しております。

 土砂が崩れた部分につきましては、回答にもございましたけれども、利用頻度ですとか、安全性、その辺を踏まえて対応していかなければいけないというふうに認識しております。以上です。

尾 尻 孝 和  以前、道普請という言葉があったように、かつては地域住民が草刈り機、スコップやくわ、一輪車なども使って生活道路の補修、整備に当たった時代もありました。今でも草刈り機を持ち寄っての道路脇の草刈り、行われてはいますが、それでも次第に困難になりつつあります。

 一方で、道路に接する畑など、次第に荒廃し、草刈りが必要な面積、増えるばかりです。美化清掃で側溝を埋めている土砂を掘り上げたり、畦畔から道路に崩れ落ちた土砂を取り除く、こういった作業、既に行われなくなってかなり年月がたっています。

 結果、道路の荒廃が進んでいますが、このような状況、どのように打開されようとしていますでしょう。

まち整備課長  お答えします。

 議員おっしゃるとおり、利用実態がなくなって、道路として利用されなくなっているところも当然あろうかと思いますけれども、利用がある部分につきましては、当然、町としてもできる範囲で対処していかなければいけないというふうには考えております。以上です。

尾 尻 孝 和  利用されなくなった町道、それから、人が歩いてなら通行できる町道、あるいは四輪駆動の軽トラックなら通れるといった町道、それぞれ、今どの程度あると認識されていますでしょう。

まち整備課長  お答えします。

 町道認定している中で、利用がなくなって道路としての実態が失われている路線、町内には、部分的に車の通行ができないところも含めて、11路線というふうに認識しております。

 その中でも、本当におおむねとなってしまいますけれども、約5.3キロぐらいが車での利用がされていないというふうに認識しております。

尾 尻 孝 和  5.3キロ、人間が歩いてしか通れなくなっている町道、あるいは軽トラックでなければ通れなくなっている町道、このような町道は、人の手を入れないまま放置されれば、やがて道路の用をなさなくなることは自明だと考えます。

 今のうちに対策を打ち、実行すべきではないでしょうか。

まち整備課長  議員おっしゃるとおり、なかなか利用されなくなって、実態がなくなっているという部分につきましては、町としてもなかなかお金をかけられないというのがありますけれども、必要な部分は対処しなきゃいけないというふうには認識しておりますので、また、具体でここだというようなところをお示しいただいて、相談させていただければというふうに考えております。以上です。

尾 尻 孝 和  全ての町道を、幅員どおり通行できるように維持管理するというのは、私も現実的ではないと思います。

 今後、特に手を入れることをしない町道、それから、維持管理で現状の通行を維持する町道、本来の幅員で通行できるようにする町道、こういった道路ごとの対応、地域の皆さんの意見を聞いて、具体化する必要があるのではないでしょうか。

まち整備課長  お答えします。

 議員おっしゃるとおり、211路線ある中を、全て隅々までというような、本当に難しい状況でございまして、地域の声を聞きながら、必要な部分、対処していきたいと思います。よろしくお願いします。

尾 尻 孝 和  地域の皆さんでは維持管理、作業できなくなっているのが今の現状で、それによって道路の荒廃が進んでいるわけで、ここは地域の皆さんと力を合わせてやってくださいと一方的に言っても、これは解決しないと思います。

 業者に依頼し、状況によって、重機を使っての作業も行う、その事業化と予算づけ、必要ではないでしょうか。

まち整備課長  お答えします。

 これまでも予算の中では、道路の維持補修費、こちら、箇所づけをしないで、枠として予算をいただいております。

 その中で必要な対処を今までもしてきておりますけれども、今後も引き続きその予算、また、限られたマンパワーではございますけれども、日常管理、例えば、簡易な清掃とか、そういったところはまた地域にもお願いをしながら、土砂の除去、そういったところは、町のほうでもできる範囲で、バランスよく実施していきたいというふうに考えております。以上です。

尾 尻 孝 和  職員の皆さんも少ない人数で頑張っていられます。

 町民が、道路に穴が空いていると連絡すれば、連絡ありがとうございますと対応されるし、職員の力で修繕できるところはすぐに対応されています。担当職員が見つけた穴は、町民から連絡がなくても対応が行われています。

 しかし、重機を使った町道の維持管理といった作業は、職員の手に負えるものではありません。荒廃の進む町道を維持管理するには、業者に依拠する事業化と予算づけ、必要だと考えます。

 農地が農地として使われていくには、そこにつながる道路の存在は決定的です。中井の里山がゆっくりと、しかし、確実に緑に飲み込まれつつある中、めり張りのある町道維持管理の手だてが必要ではないでしょうか。

 この点、町長いかがでしょう。

町     長  現状、通行のない道路もございます。その中で、そういった荒廃が進んでいるのは事実でございます。

 また、改めて、この点については、今、回答ありましたとおり、即応体制つくっておりますので、そこにおいて町民の、あるいは地域の皆様からお声の中で、維持管理に努めてまいりたいというふうに思っています。以上です。

尾 尻 孝 和  場合によっては業者に依拠した事業化、ここまで踏み込む必要があると思うんですが、いかがでしょう。

町     長  2点ございます。

 1点目は、確かにそういった形での取組、あるエリアを、お願いをして見てもらうと。それは事業者かもしれません。そういうところがございます。それは大きいところであるとできるわけですけれど、今事業者の皆様も、状況、あると思います。その中で、どのような委託方法があるのかというのは、調査研究はさせていただきますけれど、まず、少し難しいところもあるかなと私は今、ぱっと伺えたところでは思ったところでございます。

 あるいは、担当課長が再度補足してくれればありがたいんですけれど。

 もう一点は、やはり冒頭申していただきました道普請という中で、改めて、皆様のお力、それは、高齢化の中、あるいはニーズが少なくなった中で、もちろんあるわけなんですけれど、皆様と共にやっていただく部分も含めて、取組はさせていただきたいと思っています。

 その中で危険箇所、もちろんございますし、また、町がやらなければいけない部分、さらには、事業者に委託しなければいけない部分、そういったレベル分けをさせていただきながら、まず、私たちでやれるところやできるところを、山の部分も含めて、取組を進めてまいりたいと思っています。

 本当に総合事業であると、治山治水の総合事業であると、改めて、この町の町内の道、あるいは山、それぞれ思っておりますので、その点、また、ご意見いただきながら、取組を進めてまいろうと思っています。以上です。

議     長  まち整備のほうで何かありますか。

まち整備課長  補足というわけではないんですけれども、町長申しましたとおり、全体をエリア分けして計画づくりというのは、なかなか難しいところもございますけれども、例えば、土砂の除去に関しましては、業者委託じゃないと難しい場面も当然ございます。

 近隣の市では、包括的な民間委託というような検討も始めているということもありまして、そういったところも町に適してできるかどうかというのを勉強しながら、また、実際に除去する際に、例えばここの場所だったら山の土を返していいよというような、除去に関わる部分で、処分費はかなり費用負担になりますので、そういったところがご提供いただけるような路線もあろうかと思いますので、そういったところで地域と調整をしながら、進めていければというふうに考えております。以上です。

尾 尻 孝 和  荒廃の進む町道と同様、業者に草刈りを依頼している道路も課題を抱えていると考えます。業者による草刈りのほかに、隣接する畑の所有者、地域住民による作業が次第にこちらも細っています。関係者の高齢化という状況は、荒廃の進む町道と同様です。

 全て一律にとは言いませんが、業者による草刈りを、年にあと1回増やしてはいかがでしょう。草刈りの面積も広げてはいかがかと考えますが、その辺、いかがでしょう。

まち整備課長  お答えします。

 草刈りの面積に関しましては、実際になかなかできなくなって、通行に支障が出ているという部分、幹線に限らず、対応させていただいておりまして、費用も年々増やさせていただいている中で対応しているということで、ご理解いただければと思います。以上です。

尾 尻 孝 和  ぜひ積極的な対応をお願いしたいと思います。

 中井の里山の緑、これからも町民の暮らしを支える緑であってほしいと、このことを願って質問を終わります。

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